
晴天の日曜日、恩師岸学先生から荷物が届く。岸先生の最新書『SPSSによるやさしい統計学』だ。
心理学を学ぶものにとって統計は避けては通れぬものの一つである。恩師から送られてくるということは「ちゃんと勉強しろ!」ってことにちがいない。
以前も書いたが、岸研卒業生はときどき先生に渇を入れられる。
前回お会いした際は「これからどうするつもりなのか?」と問われた。
「えー、まあそのぅ…いろいろと考えなければと思っているのですが…」とモゴモゴ言っていたら、
「そんなことしているうちにっ」と言い掛け、グッと黙られた。
先生、その先、わかります。
「そんなことしているうちに、ババァになるぞっ!」ですね。
統計はいまひとつよくわかりませんが、そういうことはよくわかるんです。
ババァになる前に決心しなくちゃ。