2005年10月31日

ポイントが明快−益子貴寛『伝わるWeb文章デザイン100の鉄則』(秀和システム)

伝わるWeb文章デザイン100の鉄則
「この本、売れているらしいよ」と同業のSちゃんから聞き、さっそく読んでみる。

著者の益子氏はウェブプロデューサー。本書には、「わかりやすいWeb」「人に読んでもらえるWeb」のためのテクニックがぎっしり紹介されている。

本書は以下の3編から構成されている。
1.技術編−「見せる」Web文章デザイン
2.表現編−「読ませる」Web文章テクニック
3.応用編−メールマガジンの文章術

「1.技術編」には、HTML/CSSの基本やページレイアウトのコツなどが紹介されている。特におもしろかったのがアクセス数を向上させるためのテクニック。SEO、すなわちyahoo!やGoogleなどの検索エンジンに登録されるにはどうすればよいのかという話は、サイト運営者にとってはもっとも関心のあるところだろう。

「2.表現編」は文章の書き方の話。「重要なポイントは最初に書く」「データや具体的事実を盛り込んで説得力を出す」というような話はWebだけでなく、すべてのビジネス文章に当てはまることである。わかりやすい文章の書き方を知るといううえでも十分役に立つ。

益子氏の文章は簡潔・明快。わかりやすいのはもちろん、スラスラ読めて実に気持ちが良かった。
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2005年10月28日

「歯を食いしばれぇ!」

いつの頃からだろうか、左の糸切り歯が真っ平らである。
糸切り歯だけでなく、奥歯に被せていた金属にも穴が空き、そこからバイ菌が入り、8月頃は痛くて原稿も書けないほどだった。

この原因はすべて「歯ぎしり」にある。そういえば、寝ているときはもちろん、原稿を書いているときも歯を食いしばっていることがあるっけ。

「××ボタンをクリック」てなことを書きながら、歯を食いしばるワタシ。チカラ入りすぎ。

これ以上、歯がすり減らないように、歯医者でマウスピースを作る。
「寝るときだけでなく、仕事するときもつけといてね」と歯医者さん。
マウスピースつけてお仕事……ボクサーじゃあないんだからさ、勘弁してよ。

2005年10月26日

インクとガラスペン

インク仕事先の方からMONTBLANCのボトルインクをいただく。ワインレッドの文字にバラの香りがほのかに漂う、その名も「LOVE LETTER INK」。期間限定の商品なのだそうだ。
いただいたその帰り道、銀座伊東屋に寄り道し、ガラスペンを買い求める。
文房具フェチのわたくしにとって、この秋、一番わくわくドキドキした買い物だった。

2005年10月25日

しっかりしてよ、頼むから

「コンピュータと情報B」の授業。ヒョロッと背の高い男子学生がやってきて、なにやらモゴモゴ言っている。
「ん?どうかしましたか?」
「あのう、はじめてなんですが」
えっ!? 今日はじめて出るの?
後期が始まり、今日はもう4回目の授業である。実習中心の授業なのに、これからついてこられるのだろうか。少々心配。

授業が終わり、かの学生がやってきて、またなにやらモゴモゴ言っている。
「この授業、教科書あるんですね」
あるよっ! シラバスにそう書いてあるでしょ!
大丈夫なんだろうか。本当に心配。

2005年10月24日

日本教育新聞10/24号−都立町田高校の情報教育

先日担当した都立町田高校の取材記事が日本教育新聞の10月24日号に掲載されました。
記事では、同校の情報教育についてのポリシーや取り組みについて紹介しています。日本教育新聞ご購読の方、ぜひご覧ください。

2005年10月23日

村上春樹『東京奇譚集』

東京奇譚集やらねばならぬことは多々あるものの、風邪の具合がいまいちなので今日は自分を甘やかすことにする。
1日じゅう、ベッドの中にもぐりこみ、村上春樹の新刊『東京奇譚集』を読む。
『東京奇譚集』は5編からなる短編集である。現実感のない不思議な話に「次はどうなるのだろう?」とページをめくるうちに読み終えてしまった。
物足りない。実に物足りない。
やっぱり『ねじまき鳥クロニクル』や『海辺のカフカ』ぐらいのドッカリした長編でないと満足できないなぁ。

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2005年10月22日

発熱−とりあえず1週間を乗り切る

10月17日、突然の発熱。少々の熱は寝てりゃあ治るという野生児タイプだが、今週は寝ている暇がない。しかたなく病院に行き、抗生物質を処方してもらう。
18〜20日は、通常の講義と某企業向けのライティングセミナーを行う。薬のおかげで熱は治まったものの、吐き気がする。吐き気をこらえつつ、知人の個展へ。
21日は原稿締切、22日はe-ラーニングの対面授業。無事1週間を乗り切る。

2005年10月14日

「途中放棄学生を減らせ」作戦続行中

以前、取材した目白大学の原克彦教授によると、「e-ラーニングの場合、一度離れた学生は戻ってこない。最初が肝心」とのこと。
確かに1回目の課題を提出しなかった学生はそのままドロップアウトすることが多い。

さて、明日15日は1回目の課題の締切日である。14日午前10時30分現在、提出者は60人中20人。前日にしてはなかなかの提出率である。数日前に、TAのボーデンさんが課題の催促メールを送信した効果が出ているのかもしれない。

ボーデンさんが直接的なメールを送るいっぽう、私はe-ラーニングの掲示板に動機付けのためのコラムを書いている。先週は「文章力は『才能』? それとも『技術』?」、今週は「どうすれば単位を取得できるのか?」

本講座「テクニカルライティング」は、対面授業の出席点・課題・期末テストの合計点で評価している。今週のコラムでは、「対面授業全出席・課題全提出」、「対面授業半分出席・課題2本未提出」といったケースごとに、どのような結末(評価)を迎えるかを具体的に説明している。
結論は「まじめにコツコツ勉強すればそれなりに文章を書けるようになり、単位も必ず取れるが、サボると絶対に取れない」という、至極当たり前のこと。
学生諸君、しっかり勉強するのだよ!

2005年10月13日

夫に「具合が悪い」と訴える

病気かもしれない。
いつもは2〜3時間睡眠で翌日1日中講義をしても平気なのに、今日はチョットめまいがする。

……と夫に訴えたら「そりゃ歳だからな。早く寝ろ」と言われた。
冷たいなぁ。愛はないのかっ、愛は!?

2005年10月11日

きょうのビックリ

★きょうのビックリ その1★
朝9時から夕方4時半まで4枠分の講義をして、某駅から30分歩いて帰ってきたら、体重が1.2キロ減っていた。

★きょうのビックリ その2★
講義開始10分後、男子学生が教室に入ってきた。
「この授業は遅刻は認めていません。先週のオリエンテーションで説明しました。先週、出席しましたか?」
「はい、出席していました。今日は間違えてとなりの教室にいて、先生の顔が違うのでビックリして……」
ビックリするのはこちらのほうだ。教室は先週と同じで変わっていない。なんで教室を間違えちゃうかなぁ。
さらに、
「あのう、やっぱり遅刻になりますか? 隣の教室には開始時間前からいたんですが……」
ビックリ通り越して笑ってしまう。遅刻に決まっているだろっ!!

2005年10月10日

原稿を書くときに聴くCD−Classical ever! one

classical ever!one
クラシックが流行っているらしい。『のだめカンタービレ』『ピアノの森』といったコミックの影響もあるとか。
特に売れているのが『ベスト・クラシック100』(東芝EMI)といったオムニバス形式のもの。聞き覚えのあるクラシックが100曲も入っていて3000円というのがヒットの要因らしい。

私がよく聴くのは『Classical ever! one』(東芝EMI)。集中して原稿を書ける…ような気がする。
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2005年10月09日

いったい君はなにが言いたいの?

日曜日ですが、お仕事です。本日は学生さんたちの文章を添削しています。

添削のとき、一番困るのが「なにを主張したいのかがわからない文章」です。
たとえば「最近の食生活について」というテーマで書かせた場合、「朝食は集中力を高める」とか「偏食は健康に害を及ぼす」とか世間でよく取り沙汰されいているような、もっともらしいことを書き並べたものをたまに目にします。いずれも文そのものはそれなりに上手いのですが、話がクルクル替わる。
「規則正しい食生活」→「朝食の重要性」→「ダイエットのために朝食を抜く人がいる」→「正しいダイエット」と展開したりする。
ウゥゥ〜なにが言いたいんだぁ〜最初の「規則正しい食生活」はなんだったんだぁ〜と頭を抱えるアタシ。

文章は連想ゲームみたいに、タラタラ書くものではありません。
まずは主張したいことを明確にすること。その主張を立証するために何を書くべきかを考え、段落単位で構成を組み立てましょう。

2005年10月07日

家庭でも情報モラル教育−尾花紀子・高橋慈子 他『なにが危険なの』(岩波書店)

なにが危険なの? ホームページ・メール・個人情報「インターネットは危険がいっぱい。だから子どもには使わせない」という意見をよく聞く。
しかし、危ないからといって、いまの子どもたちが一生インターネットを使わずに生きていくのはまず不可能である。それなら、ちゃんと正しい知識を身に付け、判断する力を養い、危険を回避できるようになるしかない。この発想で始まったのが情報モラル教育である。

本書は保護者を対象とした情報モラル教育本である。
著者の尾花紀子さんはIT教育コンサルタント、日本IBMの教育ソフト「カルロ」シリーズのプロデューサーでもある。高橋慈子さんはテクニカルライター、私のもっとも信頼する友人の一人。そのほか、情報セキュリティ大学院の内田勝也助教授、元教員の杉原五雄氏も執筆者として参加している。教育、セキュリティ、ライティングのプロが協力することにより、実践的かつ読みやすい本に仕上がっている。

たとえば、「第3章 危険の見分け方」では迷惑メールの例や危ないホームページを見分けるためのチャート図が紹介されており、具体的で飽きさせないような作りになっている。
日ごろ、コンピュータ本など読まない人もこれなら気軽に読めるだろう。

なお、本書には続編がある。
第2巻『どうトラブルを避けるの?』(ネット体験・コミュニケーション術)
第3巻『なにができるの?』(ホームページ・情報活用術)

子どものインターネット利用、携帯電話利用に不安を感じている方にはお勧めの本である。

<補足>
情報教育の研究者である堀田龍也氏のホームページによると、主婦向け雑誌の『レタスクラブ』に家庭向けフィルタリングソフトの記事が大きく掲載されたとのこと。堀田氏も書いているが、この分野への関心が高まっているのかも。

堀田氏は現在、独立行政法人 メディア教育開発センターに勤務。拙著『パソコン名人になろう!』(サンマーク)の監修者。
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2005年10月06日

改めて己を知ってしまった−酒井順子『負け犬の遠吠え』(講談社)

負け犬の遠吠え
遅ればせながら『負け犬の遠吠え』を読みました。

きっかけは友人Aちゃんのひと言。
「あの本読むとBちゃんを思い出すわよ」(Aちゃんたらヒドイ…)
Aちゃんは勝ち犬代表のような女。大手企業勤務のご主人に、かわいいお子さんがいる。
一方のBちゃんは「ザ・キング・オブ・負け犬」。もう40代だから負け犬ライフにも磨きがかかっている。

かくいう私は結婚しているから負け犬の定義(30歳以上・未婚・子なし)には当てはまらないはずなのだが、本書を読むと深くうなずくことばかり。

 「やらないで後悔するくらいなら、やって後悔したほうがいい」
 「将来のこととかはよくわからないから、いま面白いことを」
 「明日死んでもそれほど悔いはない、腐乱してもいい、骨がどうなろうと気にならない」

全部アタシのことだ…
アタシってやっぱり負け犬体質なんだ…
いま、結婚していること自体が 『奇跡』 なのかもしれない…
と、気づかなくてもいいことに気づかされてしまった本でした。


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2005年10月05日

e-ラーニングシステム アクセスへの第一歩

今期のe-ラーニング「テクニカルライティング」の目標は『途中放棄学生を減らす』こと。
目標達成のための作戦その1は、e-ラーニングシステムへのアクセスを習慣づけることだ。

先週末の対面授業で「曜日と時間を決めて最低でも週1回はアクセスするように!」と言ってはあるが、今週まだ1回もアクセスしていない学生も多い。
そこで今日水曜日、TAのボーデンさんが全学生にアクセス喚起のメールを発信。
「あっ、そうだ!忘れてた」とアクセスしたら、なんとe-ラーニングの掲示板に課題のヒントが載っている(月曜日に私が載せたのさっ)。
掲示板のヒントを見て、「e-ラーニングシステムには役に立つ情報が載っている」と認知してもらえればそれでよし!
アクセスへの第一歩である。

2005年10月04日

何歳ですか?

「コンピュータと情報B」の授業。朝9時から4枠、夕方4時半まで。

女子学生は、同性ということもあり、教師の年齢や未婚/既婚が気になるらしい。
今日は中国の女子留学生から「先生は28歳ですか?」といきなり尋ねられた。
「にじゅうはち???」
確かに実年齢よりは若く見られることが多いが、いくらなんでも「28歳」はありえないだろう。
かと思うと、以前は「うっそぉ〜先生、うちのママと1つ違い〜」とかわいい女子学生が舌足らずの口調で教えてくれた。
そんなこと言われても全然うれしくないぞ!

2005年10月03日

普通の日

「コンピュータと情報B」の準備と原稿書き。
休みのダンナが圧力鍋でスペアリブを作る。クレソンとの相性も良く、美味。

2005年10月02日

1年ぶりのうなぎ

今日はアルバイトのSちゃんが来る日。1日中、原稿書き。
夕方、友人と石川台の「鰻屋」に行く。「鰻屋」は屋号。鰻を食べさせる店だから「鰻屋」と、いたってシンプル。
実は、この店、以前は雪谷大塚にあったのだが、昨年9月、マンションの建て直しのためにやむなく閉店。井戸水が引けるところでないとできないとかで、なかなか新しい店を出すことができなかったのだ。
それがようやくこの9月に新店舗オープン。この1年、私は土用のうしの日もうなぎを食べずに「鰻屋」が開店する日を待っていた。1年ぶりの「鰻屋」のうなぎ、待っていてよかった。
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2005年10月01日

「テクニカルライティング」対面授業第1回

今日はe-ラーニング「テクニカルライティング」対面授業の第1回。
履修生60名中41名出席。出席率68%はかなり低い。
前期は1年生が半数以上いたのに対し、今期は4年生の履修が多い。なにやら悪い予感がし、「卒業するにあたり単位が足りない。どうしてもこの授業の単位が欲しいという4年生はいますか?」と質問したところ、いるわいるわ……みんなしっかり頑張るんだよ!

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